寸法・採寸・用尺について<OEM製作>

寸法・採寸・用尺について<OEM製作>

寸法はサイズだとわかるけど、用尺ってなに?

寸法はお客様のご希望をご指示ください。用尺は1着に使う生地の量です。最初のお見積もりでは生地幅と寸法での概算となります。

寸法の指示が必要な箇所

フルオーダーの際に寸法の指示をいただきます。
見本のサンプルをすでにお持ちで見本と同じように作りたい時も、お客様と弊社での間で間違いが起こらないように、お客様で見本を測っていただき指示をいただいております。
寸法については画像の位置をご指定ください。

※赤字は必ず指示をいただきたい部分です。青字は弊社にお任せいただいてもよい部分です。
ただ、指示をいただいても、Tシャツのパターン(型紙)を製作する上で「これはちょっとおかしな形になってしまうかもしれない」とパタンナーが判断したらお客様へご連絡し、指示寸の変更などをご提案する場合がございます。
分からない場合はお気軽にご相談ください。

Tシャツの採寸の方法

必要な寸法が分かったところで、どうやって測るか疑問ですよね?
そこで、きじからではこうやって測っているよ、という測り方を画像と一緒に説明します。
まずきじからではトルソー(ボディ)に着せて測りません。トルソーをお持ちでないお客様と同じ条件で測るためにも、『置き寸」という方法で机に置いて測っております。
一般的な測り方とほとんど一緒だとは思いますが・・・
お客様にもぜひ参考にしていただきたいので、聞き慣れない言葉もあると思いますが、ぜひ画像を見ながら測ってみてくださいね!

  • 前身頃・後ろ身頃
  • CF(センターフロント・前中心線)
  • CB(センターバック・後ろ中心線)
  • 二本針(裾などに使われるミシンの縫い方)
  • AH(袖ぐりカーブ線)
  • BL(バストライン・胸幅)
  • SP(ショルダーポイント・肩先)
  • SNP(ショルダーネックポイント・首と肩の付け根)
  • カマ底(脇線と袖ぐりの交差する点)
  • タコバインダー (肩線から後ろ衿ぐりの縫代の処理の方法)
<裾巾>
左右脇線の裾間を直線に計った距離
<身巾>(バスト)
左右カマ底間を直線に計った距離(BL部分)
<裾巾>
左右脇線の裾間を直線に計った距離
<袖丈>
SPから袖口線までを直線に計った距離
<前下がり>
SNPから前襟ぐりの縫い目までを直線に計った距離
<襟巾>
襟の幅、襟端から縫い目までの距離
<肩巾>
左右SP間を直線に計った距離
<天巾>
左右SNP間を直線に計った距離
<AH巾(直線)>
SPからカマ底までを直線に計った距離
※袖ぐり(身頃と袖の縫い目)は自然なカーブになるように置きましょう
<袖口巾>
腕が出てくる部分、袖口線の距離
<後ろ下がり>
SNPから後ろ襟ぐりの縫い目までを直線に計った距離
<縫代巾>
二本針の外側のステッチまで内側に折り込んだ距離

採寸で使われたこのTシャツはTcollectorで販売している弊社オリジナルデザインです。インクジェットと刺繍を組み合わせてあります。ぜひTcollectorもチェックしてみてくださいね!

用尺について

用尺とは1着に使う生地の量のことです。生地の種類により幅も単価も違うため、ご希望の寸法により用尺も変わります。最終的なお見積もりでは実際の生地幅とパターンを合わせて計算します。
生地にはタテヨコの地の目が決まっていますので、生地に収まるようにタテとヨコの位置を変更する、などの製作はできませんのでご注意ください。