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コラム新規ブランド立ち上げのためオーダー TシャツOEMする

新規ブランド立ち上げのためオーダー TシャツOEMする

クリエーターだったら一度はつくりたいオリジナルボディー

絵を描いたり、ダンスをしたり、音楽をやったりと
クリエイティブな仕事や趣味を持っている方は、

自分の描いた絵やデザイン、ロゴマークなどを世に広めるために、
販売用のTシャツを作って、イベントや展示会などで売ってみよう

と考えたことがない人はいないのではないだろうか。

ここでは、私たちのTシャツ製作の経験を通して、私たちがサポートしているTシャツボディーOEMを紹介したいと思う。

製作の規模 例

  • 生産地  韓国
  • 小ロット  約18~20KG
    S~Lサイズ(1:1:1の比率で)製作時は全体で120枚前後の量。
    Lサイズのみで製作する場合は全体で80枚前後の量。
    *加工方法に枚数の前後があります。
  • 製作期間  3週間~
  • サイズ展開  3サイズまで【→例1 S, M, L / →例2 S, XXL, XXXL など】
  • 首のテープ  10㎜巾のテープ【100% polyester ~ cotton】など
  • ネームタグ  1色のシルクスクリーンプリントで、横7㎝×縦5㎝以内で自由にできます。
  • ケアラベル 横約2.5㎝×縦約3㎝のケアラベル【洗濯表記ラベル】がついてます。
  • 基本的に、糸は生地の色と同じ色で縫い付けます。

私は大学を卒業してから絵を描き始め、パートナーと一緒にTシャツブランドを立ち上げ、
その後はTシャツアトリエを運営しながら、Tシャツのオーダーを請け負いながら、
自分たちの作品づくりをしている。

そんな私たちと一緒にTシャツを一緒につくってみよう

という人は、恐らく

小さい規模で楽しむためのTシャツをつくりたい

と願っている人ではないだろうか。

Tシャツを販売するお勧めなイベント・販売ルート

さて、Tシャツを販売する段階となり、出展するとメリットのありそうなイベントは
何があるだろうか。以下は実際私たちが出展したことのあるイベントだ。規模にもよるが、
始めはウェブショップを運営しつつTシャツのイベントに出て販売するケースが多いと思う。

  • Design Festa
  • HAND MADE IN JAPAN by Creema
  • デザイナーズウィーク
  • クリエーターズマーケット@名古屋
  • Tシャツラブサミット

あとは自社ウェブサイトでの販売、楽天、yahoo、amazonなどのモールでの販売、
卸売販売だろう。それらについてはここでは説明を省き、また別の機会で。

協力工場について

初めてのTシャツ製作

私たちが初めて製作をしたのは、今から7年前のこと。
私たちの協力工場は韓国のソウルにある。

テグ(大邱)への高速道路


始めは安く請け負ってくれる工場があることで有名な、テグでTシャツを製作してみたのだが、
出来が悪く、紹介を受けてソウルの工場へ。

それ以降は協力工場として度々足を運び、
工場長とのコミュニケーションも上手く行き、安心してTシャツ製作をお任せしている。以後長いお付き合いをしている。

ファッション大国韓国

韓国はファッション大国だ。東大門という眠らない問屋街へ行くと、安く流行の服が手に入る。
doota!やhello apmなどのおしゃれデパートで売っている洋服は、実は同じ地域内で夜中のみ営業している
問屋街で買えるものだ。

問屋街でも、名刺さえあれば、1枚ずつはさすがに難しいものの、各サイズ2
~3点ずつから買うことが可能だ。

実際、韓国の明洞(ミョンドン)のミリオレでメンズファッションのショップをやっている友人は、朝東大門で買い付けたものを、ショップで売っている。

夜中から明け方の東大門は、黒い大きな袋を方に下げたり、頭に載せたりしているお姉さんやお兄さんでいっぱいだ。ソウルでは当たり前の流通方法だ。

長くなってしまったが、そんな韓国には各国からたくさんのバイヤーが安くておしゃれな洋服を求めて
買いに来る。

ニーズが高いため、市場も大きく、活気もある。

当然工場や生地の問屋街も最新の技術や

流行のカラーに敏感で、技術力も日本と同レベルだ。

韓国と日本の工場の違いとは

さて、日本の工場との違いはなんだろうか。

先日奈良の工場に視察に行ってきたのだが、ある工場長は、日本と韓国のレベルの差をいうのならば、
はっきり言って韓国の方が上だ、と言い切った。

理由は上記の通り。ニーズがある分、技術力も高く、
最新のパターンやデザイン力がある。それでは高いお金を出して日本で製作するメリットはなんだろう。

それは、日本の「仕上げ」の技術と、生地の質の良さだ。

日本では工場に任せた場合、透明のフィルムに入れ、タグ付きで完成させる。そのまま販売できる形で
納品されるのだ。

しかし、韓国ではまったく違う。アイロンを丁寧にかけた完成した衣類を
大きな袋に入れて納品される。
それをよしとするか否かは、製作者にゆだねられる。

クオリティーのみで言えば、韓国の工場製品はまったく問題がない。

事実、「仕上げ」だけが違うという理由の一つとして、奈良のある工場ではスタッフが全員中国人だった。

他の工場では家族経営で製作をされていて縫製もとても細かくクオリティーが良かったのだが、
パターンのカットができないため、近くのパターンの裁断のみやっている工場と協力しているとのことだった。

私たちの協力工場は手裁断で行っている。そのため、パターンのサイズ誤差がどうしても1cm程度
出てしまうことがある。それがNGかOKかはブランドオーダー次第だろう。

  • 日本のメリット: 「仕上げ」の技術。納品まで責任を持って行ってくれる。生地の質が良い。
  • 日本のデメリット:人件費での工賃となるため、すべてが高い。
  • 韓国のメリット:問屋街が充実している。流行の生地、技術がある。
  • 韓国のデメリット:「仕上げ」に関しては緩いところが多い。

重要なのは、どの国の工場を使っても結局量産をしないと請け負ってくれない。

たった一回だけの小ロット(100枚単位)のオーダーを請け負ってくれるくれる工場はほとんどないだろう。

パターンナーがいなければパターンはつくれないか

次にパターンについて。ファッション系の学校でも行ってない限り、パターンが引けるという人は少ないのではないだろうか。
そんな方には私たちのオーダーシステムを特におすすめしたい。

当店でのTシャツボディーオーダーでは、自分の持っているお気に入りのTシャツを持ち込むだけで、
こちらでパターンを引き製作することができるので安心だ。

パターンの参考にしたいブランド

最近では海外の安価な大型ブランドで、流行のパターンの洋服が手に入る。

たとえば

HM
  • H&M
  • FOREVER21
  • ユニクロ
  • ZARA

などは参考になる。もちろんzozo townやファッション雑誌、実際に街に出ておしゃれな人の洋服を見ることも重要だ。

パターンをこだわらない人は

  • 当店の既成のTシャツのネームタグのみ変更したい
  • ボディーの生地の色のみ変更したい

場合は、それでももちろん製作可能だ。

タグなどのオプション

首についているタグをネームタグ、中についているタグを
洗濯タグと呼ぶ。

ネームタグは当店でできるのはシルクスクリーン印刷のみ。
中の洗濯タグには【韓国産、コットン100%、洗濯方法】などのスペック情報がのっている。

サンプル製作

パターン起こし~サンプル製作まで

パターン持ち込みありのサンプル製作

本製作

いよいよ本製作。サンプルのサイズを基準に修正がある場合はお伝えいただくことになる。

プリント

プリントは私たちのアトリエで行う。タグのプリントもこの段階で一緒に行っていく。

納品

納品の形態はopp袋に入れて納品という形もあるが、当店ではタグ付けは行っていない。

納期について

Tシャツなどのニット工場の繁忙期は3月~6月末までとなる。
3月と4月は超繁忙期だ。その期間の納期は通常より長くなる。

お問い合わせ・オーダー

小林
*アトリエのため、作業中は電話に出られない場合があります。
「TシャツOEMについて」と御伝えいただけるとスムーズです。

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